あがり症に悩んでいる方へ、プレゼンで緊張しないあがり症を克服するための具体的な練習方法についてお伝えします。
まず、あがり症とは、人前で何かをするときにひどく緊張して心身に症状が出ることを言います。
代表的な症状は、動悸・息苦しさ・声の震え・手足の震え・吐き気・赤面・発汗などです。
この反応は、人間にもともと備わっている防衛本能なので、「あがり」は誰にでも起こる反応だといえます。
しかし、あがり症になる原因としては、以下のようなものがあります。
- 準備不足・練習不足で自信がない
- 場慣れしていない
- 評価や周りの目が気になる
- 完璧主義
これらの原因を解消し、プレゼンでも緊張しなようになるためには、以下のような方法が有効です。
1.スライド内容を要約する
プレゼンの基本は「1スライド1メッセージ」です。
スライドの内容を一言で要約することで、伝えたいポイントが明確になります。
また、メモに要約した内容を書いておくと、プレゼン中に参考にできます。
練習方法
スライドを作成したら、それぞれのスライドに対して一言でメッセージを書き出してみましょう。
例えば、「自己紹介」「背景」「目的」「方法」「結果」「まとめ」などです。
それらをメモ用紙やカードに書いておき、プレゼン中に見ることができるようにしましょう。
2.動画や鏡で自分を客観視する
プレゼンの練習中に自分の話し方や身振り手振りをチェックするために、動画で撮影したり、鏡の前で話したりすると良いです。
自分の癖や改善点に気づくことができます。
練習方法
スマホやカメラで自分のプレゼンを録画してみましょう。録画した動画を見て、以下の点に注意してチェックしてみましょう。
- 声量や話速は適切か?
- 目線や表情は自然か?
- 身振り手振りは大げさすぎないか?
- 姿勢や立ち位置は適切か?
- 間や抑揚は効果的か?
- 言葉遣いや言い回しはわかりやすいか?
3.他人に聞いてもらいフィードバックをもらう
プレゼンの練習をするときは、家族や友人など他人に聞いてもらうと、客観的な意見をもらえます。
特に、プレゼンが得意な人や聴講者と同じ知識レベルの人に聞いてもらうと、テクニックや内容に関する有益なフィードバックが期待できます。
練習方法
プレゼンを聞いてもらう相手を選びましょう。
プレゼンが得意な人や聴講者と同じ知識レベルの人が理想的ですが、そうでなくても構いません。
プレゼンを聞いてもらった後に、以下のような質問をしてフィードバックをもらいましょう。
- プレゼンの目的やメッセージはわかりやすかったか?
- スライドの構成やデザインは適切だったか?
- 話し方や身振り手振りは自信があったか?
- 聞き手の反応や質問に対応できたか?
- 改善すべき点は何か?
4.本番を意識したリハーサルを行う
プレゼンの練習は、本番と同じ環境で行うことが重要です。
プロジェクターやマイクなどの機材を使って、実際の時間や場所でリハーサルを行いましょう。
本番に近い状況で練習することで、緊張感や臨場感を味わえます。
練習方法
プレゼンの場所や時間が決まっている場合は、事前に確認しておきましょう。
可能であれば、プレゼンの場所でリハーサルを行いましょう。
機材の使い方や操作方法を確認しておきましょう。
プレゼンの時間に合わせて、タイマーを使って練習しましょう。
本番ではなくても、他の人に見てもらったり、録画したりして、実際の雰囲気を作り出しましょう。
5.想定される質問への回答を考える
プレゼンの後に質疑応答がある場合は、事前に想定される質問への回答を準備しておくと安心です。
プレゼン資料を見直して、説明が不十分な部分や反論がありそうな部分をピックアップし、それらに対する回答を考えておきましょう。
練習方法
プレゼン資料を読んで、自分ならどんな質問が浮かぶか考えてみましょう。
また、他の人にも質問してもらってみましょう。想定される質問と回答をメモしておきましょう。
回答するときは、以下のポイントに注意してみましょう。
- 質問者の目を見て話す
- わからないことは正直に言う
- 自分の意見は明確に言う
- 質問者の意見や感情を尊重する
まとめ
以上が、プレゼンで緊張しないあがり症を克服するための具体的な5つの練習方法です。
地道な努力をすれば、あがり症はあなた一人で必ず克服できます。
決して一朝一夕に治るものではありませんが、コツコツと努力を重ねることで、自宅でも一人で必ず改善することができます。
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